ヨーロッパでのSalsa&Bachataシーン(1)

ドイツ在住者が体験しているヨーロッパでのサルサ、バチャータのシーンについて

K

5/10/20231 min read

こんにちはKanです。

先ずはちょっとした自己紹介から。日本の地方私立大学からアメリカの州立大学院へ留学、その際に学生クラブでサルサダンスに出会う。その後ハマっていくうちに現在のラテンダンスの本場、ヨーロッパに移住したいと考えるうちに幸運にもドイツにて仕事を得る事になり現在に至る。

先ずは自論ですが、何故ヨーロッパが今ラテンダンスの本場だと言えるのか、個人的な経験と推測に基づいて幾つかの点を紹介していきます。

先ず一つ目

これはやはり中南米出身のダンサー、アーティスト、ミュージシャンなどが挙ってヨーロッパに移住、職を求めた結果ですね。

特にイタリアのミラノ、スペインのマドリーとバルセロナが有名どころ。以外にもアメリカに移住するダンサーは今は少ないですね。

聞いた話だと、イタリアは特にこれらのダンサーが社会的にも尊敬を集めるため、仕事としてちゃんと成り立っているらしいです。

二つ目

一つ目の理由と関連していますが、多彩なイベント (コングレス、フェスティバルとも言う)が様々な国で開催され、しかも気軽に行けて、有名なアーティストやダンサーとも交流できる。

これはやはりヨーロッパという土地柄、という事ですね。

個人的にも様々なコングレスに行きましたが、おそらく世界でもヨーロッパだけがこのイベント密度を持っている、ではないでしょうか。

たった2−3時間の移動で全く文化が異なる国で、同じ趣味を共有できる人々と会う、これはすごい事だと思います。

最後に三つ目

完全に独断と偏見ですが、美人な女性、特に東ヨーロッパ出身のダンサーが様々なイベントに出没する、ということも理由として挙げられます(笑)

実際に踊ってみると、ダンスのレベルもかなり高いです。おそらく幼少期からのバレエなどのダンス教育がサルサ、バチャータなどにも生きていくのでしょう。

実際問題、女性のダンスのレベルが高いと、それだけでイベントの人気が上昇、それがSNSを通じてさらに上昇、ということが考えられますね。男は単純だ(笑)

最後に個人的にお薦めのイベントを幾つか紹介したいと思います。

1 EL SOL Festival https://elsolfestival.pl/en/

言わずと知れたエル・ソル フェスティバル。ダンサーの数、質ともにトップクラス。例年アーティストも超トップレベルばかり。ポーランドは物価も安い為外食もしやすく、タクシーも比較的安いです。

2 Bachaturo https://www.bachaturo.com/

バチャータダンサーに特にお薦めなのが、このBachaturo。自分はまだ未経験ですが、イベントに参加した友人全員がお薦めした、ということでこちらでもお薦めに。イベント会場と女性ダンサーのレベルが物凄いらしいです。

3 Croatian Summe Salsa Festival https://www.crosalsafestival.com/

最高の夏休み体験をしたいなら、このイベントしかありません。このイベントの前週のSummer Sensual Days含め、約二週間Rovinjという街全体がダンス一色に染まります。一つ問題があるとすれば、あまりにも人気がありすぎるため、ホテルなどの宿発施設の予約がすぐに一杯になることですかね。

今回は以上です。